ワーキング・ホリデー制度 外務省報告
1.概要
ワーキング・ホリデー制度とは,二国・地域間の取決め等に基づき,各々が,相手国・地域の青少年に対し,休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。各々の国・地域が,その文化や一般的な生活様式を理解する機会を相手国・地域の青少年に対して提供し,二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とします。我が国は,昭和55年(1980年)にオーストラリアとの間でワーキング・ホリデー制度を開始したのを皮切りに,以下の14か国・地域との間で同制度を導入しています(平成27年7月13日現在)。我が国のワーキング・ホリデー査証を取得する相手国・地域の青少年は,合計で年間約1万人に上っています(査証発給統計参照)。
(注1)平成11年(1999年)12月に暫定導入開始。
(注2)平成27年(2015年)の発給枠(ポーランドを除く)。
ポーランドのみ,平成28年以降の発給枠(平成27年は年間250)。
2.ワーキング・ホリデー査証発給要件
我が国及び当該相手国・地域の政府又は当局は,おおむね次の要件を満たす他方の国民・住民に対し,ワーキング・ホリデーのための査証を発給しています(注)。
(注)国・地域によって査証発給要件に多少の違いがあります。詳細については,日本人の方は上記14か国・地域の駐日外国公館等(台湾については台北駐日経済文化代表処等)へ,当該相手国・地域の方はそれぞれの国・地域にある日本国大使館等(台湾については公益財団法人交流協会)へお問合せください。
- 相手国・地域に居住する相手国・地域の国民・住民であること。
- 一定期間相手国・地域において主として休暇を過ごす意図を有すること。
- 査証申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること(オーストラリア,カナダ及び韓国との間では18歳以上25歳以下ですが,各々の政府当局が認める場合は30歳以下まで申請可能です。)。
- 子又は被扶養者を同伴しないこと。
- 有効な旅券と帰りの切符(又は切符を購入するための資金)を所持すること。
- 滞在の当初の期間に生計を維持するために必要な資金を所持すること。
- 健康であること。
- 以前にワーキング・ホリデー査証を発給されたことがないこと。
3.申請手続
(1)日本人の方は,原則として,駐日外国公館等に対してワーキング・ホリデー査証等の申請(注)を行う必要がありますが,国・地域によっては,駐日外国公館等以外(日本国外の大使館やインターネット等)で申請を受け付けている場合もあります。 (注)ノルウェーについては,「滞在する許可」を申請。
(2)当該相手国・地域の方は,当該相手国・地域にある最寄りの日本大使館等に対して申請を行う必要があります。
4.就労に関する注意事項
我が国及び当該相手国・地域は,それぞれ,ワーキング・ホリデー制度の利用者に対し,滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認めています。
(1)日本人の方は,当該相手国・地域によって就業職種,同一雇用主の下での雇用期間等につき制限される場合がありますので,詳細は駐日外国公館等へお問合せください。
(注)ワーキング・ホリデー制度を利用して海外に渡航された方の中から,不当に安い賃金で働かされた,あるいは雇用主等からセクハラやパワハラを受けるなどしたとの情報が寄せられています。海外で働く場合には,現地の労働法規等を含め,前もって十分に情報収集されることをお勧めします。
(2)当該相手国・地域の方は,我が国において風俗営業等に従事することはできません。これら業種への従事は,人身取引等の被害を受けた場合を除き,退去強制事由に該当します。また,これら業種へ従事させた者については不法就労助長罪,人身売買罪等に問われることもあります。
(注)風俗営業等とは,「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」第2条第1項に規定されるもの等を言います。 (注)当該相手国・地域の方には,法務大臣が個々に指定した活動等が記載された「指定書」が旅券に添付されますので,就労制限については当該指定書を確認してください。
5.届出等に関する注意事項
(以下は,日本政府に対する届出等についてのみです。当該相手国政府等への届出の要否・詳細については,当該相手国政府等に確認してください。)
(1)日本人の方は,外国に住所又は居所を定めて3か月以上滞在する場合,旅券法第16条により,住所又は居所を管轄する日本国大使館又は総領事館(在外公館)に「在留届」を提出する義務があります。在留届はインターネットで提出することも可能です。詳細については,「在留届」のページをご覧ください。
(2)当該相手国・地域の方は,住居地を定めた場合には,事由が生じた日から14日以内に市区町村の窓口においてその旨を届け出る必要があります。入国後の手続の流れについては,法務省入国管理局のホームページをご覧ください。
6.その他
現在,ワーキング・ホリデー制度の実施に際して,外務省が連携・協力している民間団体はありません。
なお,当該相手国・地域の方が日本において職業のあっせんを希望される場合,東京,大阪及び名古屋の「外国人雇用サービスセンター」並びに全国のハローワークを利用できます。詳細については,厚生労働省のホームページをご覧ください。
当該相手国・地域の方で,あらかじめ承諾いただいた方には,ワーキング・ホリデー制度利用後にアンケート等のお願いをすることがありますので,ご協力をお願いします。
ワーキング・ホリデー
ワーキング・ホリデーは、国際理解を深めることを目的として、海外での休暇の機会と、その資金を補うための一時的な就労の機会を与える制度です。ワーキング ( working 【就労】) + ホリデー ( holiday 【休暇】)からなる造語です。一般的に略して ワーホリ と呼ばれています。一般的にビザの有効期間期間は12ヶ月ですが、休暇を目的としている為、就労や就学については期間に制限があります。
ワーク・ホリデー(似ワーキングホリデー)
ワーク・ホリデーは、国際理解を深めることを目的として、海外での休暇の機会と、その資金を補うための一時的な就労の機会を与える制度でワーキングホリデーに似ています。しかし、ワーク・ホリデーが誰もが参加できるのに比べ、ワーク・ホリデーは、大学などの高等教育機関に在籍または卒業していることが条件となっています。ワーク ( work 【就労】) + ホリデー ( holiday 【休暇】)からなる造語です。一般的に略して ワーホリ と呼ばれています。ビザの有効期間期間は6ヶ月や12ヶ月があります。休暇を目的としている為、就労や就学については期間に制限があります。
ワーキング・ホリデ―・ビザの対象国は、12か国
現在、ワーキング・ホリデー対象の国は、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、フランス、韓国、イギリス、ドイツ、アイルランド、デンマーク、台湾、香港、ノルウェーの12か国です。その他、イタリア、ポーランド、スペイン、ハンガリー、ベルギー、ポルトガル、イスラエルが、日本政府とワーキングホリデー制度導入に向けた協議を開始しています。
■VISAと各国紹介
オーストラリア・ワーキング・ホリデービザ
2005年11月1日より二度目のワーキングホリデービザが申請出来るようになっています。18歳以上30歳以下。ワーキングホリデーでの渡航先として現在、年間9000人以上が渡航する、もっとも人気のある国となっています。ビザについては7月1日から翌6月30日までを年度として年間の総発給数が定められ、定員に達した時点で発給が停止されます。ワーホリメーカー(ワーキングホリデービザを所持する人)の渡航先として人気のある都市としてはシドニー、メルボルン、ゴールドコースト、ケアンズ、パースなどが挙げられます。これらの都市には日本食レストランや免税店といった、ワーホリメーカーのアルバイト先となる店なども多く存在し、日本食や日本の書籍なども比較的容易に入手できます。また語学学校も多く、またケアンズやゴールドコーストなどではスキューバーダイビングやサーフィンをカリキュラムに組み込んだプログラムもあります」
ワーキングホリデーで最も人気の国です。地球上でもっとも小さな大陸でありながら世界で6番目に大きな国がオーストラリアです。550以上の国立公園と16の世界遺産との神秘的な自然が多いのが特徴です。 自然環境は厳しく保護されていてオーストラリア独特の動物、コアラやウォンバット、カンガルー、ワラビーだけでなく、世界に12000種あるワイルドフラワーのうち8000種は西オーストラリアに棲息しているほど独特の自然環境を持っています。壮大な空が都市にもかぶさり最大の都市シドニーにも青い空と白い砂浜があなたを迎えてくれます。 歴史が浅い国で200年ちょっとしかたっていないので3代までさかのぼるとほぼ全員が移民になると言われるほど移民が多く非英語圏の居住者も多い。オーストラリアの高校生の第二言語学習では日本語がフランス語とともにトップ、輸出先としても日本は重要なので親日家も多い。ワーキングホリデー協定国でいちばん夏が長くその気候を楽しむサーフィン、ビーチBBQやハウスパーティなど日本では体験できないライフスタイルは是非体験しよう。 最低時給は日本の最低時給よりも高く15ドル以上だ。観光立国なので日本人が日本語を使って観光客相手に働く職場も多く、仕事が見つけやすい点は渡航しやすさにもつながっているだろう。ただ日本食レストランで1年間終わってしまうと英語の上達スピードは落ちるので努力してほしい。 食料自給率が260%もあるオーストラリアでは農場で3カ月働くと2年目のセカンドワーホリがもらえる唯一の国でもある。 農場での時給も15ドル~20ドルと高く農場で働いただけで100万円貯金するワーホリも多い。 オーストラリアワーキングホリデー達の特徴として働いて貯金すると1周旅行(ラウンド)や他の街に引っ越しをする人も多いです。 日本との時差が1~2時間で成田空港と関西空港からも格安航空会社LCC(Low Cost Carrier)が出航しておりさらにセールの時は1人分の料金で2人分の航空券などとすごく安く手に入る。 暖かい気候に誘われて外出する事も多く、週末はビーチ、平日もカフェと友好関係が広がる機会は多く年齢や人種を超えた友人ができるだろう。さらに現地では「ワーホリ恋のチケット3枚」と言われるほど異性との出会いも多く年齢、人種、見た目を超えた日本では考えられない出会いも、恋愛も楽しんでほしい。 スポーツはクリケットやラグビーが盛んだがヨーロッパからの移民が多いためサッカーのAリーグも盛ん。サーフィンの世界大会が行われるほどビーチが多く波は厚く良質。ボディーボードやサーフィンの中古を1万円ほどで購入し始めるワーホリも多い。サーフィンは毎日行ってもお金がかからないので良い遊びになるだろう。日本にいるよりも上達する。シドニー、ゴールドコースト、パースではビーチが数えられないほどあり、あまり知られていないが冬の期間はスノボも楽しめる。F1レースやインディーカーレース、バイクの世界大会や野球のマイナーリーグなどのスポーツも盛ん。
ニュージーランド・ワーキング・ホリデー
1985年7月1日より実施されています。18歳以上30歳以下。30歳にビザを取得すれば、31歳でも入国する事が可能。ビザの発給数に制限がなく、またいつでも申請できることから渡航の計画が立てやすく、また手軽に参加することができる点が人気です。2005年末よりはオンラインビザ申請の導入により日本国外からのビザ申請も可能になりました。物価がオーストラリアより若干安く、ウインター・スポーツがより盛んです。大半のワーホリメーカー(ワーキングホリデービザを所持する人)はまずオークランド、またはクライストチャーチへ渡航しています。この両都市には語学学校も豊富にあり、また日本食レストランや旅行会社など、ワーホリメーカーのアルバイト先となる会社・店も多く存在しています。また現地のサポート会社や留学斡旋会社の多くが両都市に拠点を置いている事や、日本語新聞なども多く発行されていますので、生活関連の情報の入手には便利です。滞在方法としてホームステイ・ファームステイに加え、オーペアが盛んなのもこの国の特徴です。
映画ロードオブザリングやラストサムライの撮影場所に選ばれるなど太古の自然が残っておりゆったりと生活できる。一番の都市オークランドでもどこでもゆったりとしている。ニュージーランドワーキングホリデーに行く人もゆったりとしているだろう。多彩なアウトドアアクティビティはニュージーランドの醍醐味だ。ニュージーランドにワーキングホリデーに行くのなら必ず予定に入れておこう。北島と南島で行き先が分かれ北島のオークランドは都市、南島の中央には「南半球のアルプス山脈」と呼ばれる山がそびえておりフィヨルドが見られるのもここ。アクティビティをしないとニュージーランドとはいえないだろう。 北島も南島も合わせても日本よりも小さく1周旅行でも1カ月もかからず出来るのでぐるっと回る人は多い。ウィンタースポーツの街クィーンズタウンでは日本の夏に冬になるので夏休みに観光ビザでスノボに行く人も多い。湖を見下ろしながらのスノボは最高だ。 同一雇用主で1年間働けるのも特徴だが仕事はオークランドに集中している。農場の仕事を3カ月するとワーホリが3カ月延長できる。
カナダ・ワーキング・ホリデー
1986年3月1日より実施されています。申請書受理の時点で18歳以上30歳以下。年度内に入国。カナダのワーキングホリデービザは定員数6,500名に対して先着順にビザが発給されます。申請時にかかる料金は2008年度から有料になりました。※プログラム参加費(PPF)として。2014年度から完全オンライン申請に移行。海外からも申請が可能になりました。ビザに申請は渡航予定日より起算して2ヶ月前にする事になります。申請書はカナダ大使館に提出します。大使館から発給された許可証発給の通知書の有効期限は発効日から1年間有効となり、2010年度より有効期限内であれば年度を越してもカナダに入国可能となっています。カナダの場合、英語の他に東部のケベック州などではフランス語を学ぶ機会があることから人気があります。ワーホリメーカー(ワーキングホリデービザを所持する人)の多い都市としてはバンクーバーやトロントが挙げられます。
10州と3つの準州からなるが日本人に有名なのはバンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州、とカナダで一番大きな都市トロントがあるオンタリオ州だ。トロントからはニューヨークが近くて、バンクーバーからはシアトルが近く、車でイチロー選手を応援に行くのもカナダワーキングホリデーの楽しみ。 ロッキー山脈は絶景で2010年にはウィンターオリンピックがバンクーバーとウィスラーで行われフィギュアスケート女子銀メダルの浅田真央や女子モーグルの上村愛子の入賞は記憶に新しい。冬が長く最長で8カ月もウィンタースポーツが出来るのも魅力。 赤毛のアンが有名なプリンスエドワード島も有名。その近くのハリファックスという町に英語留学する人もいる。バンクーバー夏は涼しく冬はロkk-山脈の雪が解けて雨になるため雨の冬が続く。 ケベック州はフランス語圏になるのでフランス語がわからないと厳しい。ケベック州でワーキングホリデービザで就労する場合はケベック州の雇用主がCAQを取得する必要がある。 就学条件と就労条件は変わらない。
韓国・ワーキング・ホリデー
1999年4月より実施されています。一般的に申請時18歳以上30歳以下。※お住まいの都道府県ごとに年齢制限などの違いがあります。担当の韓国領事館に問合せ要。ビザの発給数には制限があり、上限が全国合計で10,000名となっています。ビザは定員に達した時点で発給が停止されますが、申請者が少ないため、実質的にビザは通年で発給されており、最寄りの大使館・領事館で申請することができます。2009年から就学・就労の期間制限が無くなり、ビザの有効期限内であれば最長1年間の就学・就労が可能。物価が日本よりも安いのが魅力ですが、相対的にアルバイトで得られる金額も少なく、あまり現地での収入をあてにせず渡航前にお金を貯金しておいた方がよいでしょう。現地では日本語学習熱も高く、日本語の家庭教師などのアルバイトが可能ですが、語学を教えるにあたって相応の韓国語の語学力が必要です。(韓国外交部(外務省) ワーキングホリデーインフォセンター)
日本に一番近く飛行機代も安いので頻繁に帰国できる。韓国語は日本語と同じ文法なので覚えやすく40個の文字記号の組み合わせですべての文字が書けるので規則を覚えれば習得しやすいが発音は日本語にない音も多く複雑。最近の韓流ブームの影響で老若男女を問わず日本の観光客が押し寄せている。首都ソウルは全体面積の0.6 %でありながら、全人口の25%が集中する一極集中都市になっている。 時給は300円ほどなので日本から行くワーキングホリデーは働くことを目的としない韓国ワーキングホリデーも多い。その反対に韓国から日本への韓国人のワーキングホリデーは7000人以上が渡日しており、働くことを目的として日本に来る韓国人ワーキングホリデーは非常に多い。 日本ではあまり知られていないが歴史も文化も知るとおもしろい。最近では日本をしのぐほどのIT国家で、家電や携帯は韓国の方がおもしろかったりする。 衣料や食事は安いので生活費はあまりかからない。酒は勧められるままに飲むと危ないかも。
フランス・ワーキング・ホリデー
1999年12月1日より実施されています。18歳以上30歳以下。ビザの発給数には制限があり、上限が全国合計で1,500名となっています。ビザは定員に達した時点で発給が停止されますが、比較的通年通して締め切られることがありません。なお、ワーキングホリデービザでのフランスへの渡航先はヨーロッパにある各県に限定されていますので注意して下さい。ビザの発給については審査が厳しくなっており、特に申請時に提出する動機作文が難関となっています。申請者は渡航目的を就労や就学として申請した場合はフランスワーキングホリデービザの発給はなされません。あくまで観光を目的とした人にのみ、ビザが発給されます。申請は渡航予定日の3ヶ月前から可能ですが、最低渡航の1ヶ月前には書類を揃え、申請を完了しなければなりません。また、初回の渡仏は必ず年度内(12月31日まで)に完了する必要があります。ワーホリメーカー(ワーキングホリデービザを所持する人)には首都パリのほか、南フランスの町も人気があるようです。(在日フランス大使館 ワーキングホリデー )
歴史ある街並みが絵になるおしゃれな街パリ、人気ファッションブランドも多く、農業国、フランス料理、フランスワインも有名。ヨーロッパ歴史の要であるが歴史を知っている日本人は少ないので是非歴史を知ってからいってほしい。建物一つ一つの歴史や意味がわかるとフランスはもっと楽しくなるだろう。自己主張が強いことも知られているが日本人的に行動していてはままならないだろう。日本のアニメファンが一番浸透しており、日本の専門学校のようなアニメ学校がある国はヨーロッパでもフランスだけだろう。日本食レストランもあるのでバイトする分には見つけられるだろうが日本語はラテン語派生ではないので他の国から来ているフランス語を習っている生徒よりも日本人は学習スピードが遅く苦労するだろう。1年でしゃべれるようになるには相当の努力が必要だ。
ドイツ・ワーキング・ホリデー
2000年12月より実施されています。申請時に18歳以上30歳以下。31歳の誕生日の前日が申請最終日。ビザの発給数に制限はなく、また申請期間にも制限はありません。ドイツの場合、ビザの申請より発給までの期間も短いので十分に準備を整えてから申請する事ができるのが魅力です。ワーホリメーカー(ワーキングホリデービザを所持する人)の渡航先としてはデュッセルドルフ、ベルリンやフランクフルトなどへの渡航が多いようです。またこれらの主要都市には日本食レストランや日系企業も多く、仕事も中小の地方都市に比べ見つけやすい。(2010年6月15日より)年間通して365日間の就労が可能。申請は東日本在住者は東京の大使館、西日本在住者は大阪の総領事館で手続きをします。申請方法や提出書類は大使館と総領事館では若干異なりますので注意が必要です。また、日本以外の国のドイツ大使館または総領事館でもビザの申請可能。(在日ドイツ大使館・ドイツ総領事館 ワーキングホリデー)
2011年の日本人サッカー選手の活躍でドイツサッカーをテレビで見ない週はないほどサッカーが盛り上がっている。古いお城や宮殿が点在しており、美しい街並みに浸りながらビールとソーセージを堪能できる。環境問題に対する意識が非常に高くリサイクル活動も徹底している。ヨーロッパで1番の工業国で、ドイツの経済状況がユーロの値打ちに直結しているともいえる。良く日本人に似ていると言われるほど勤勉で大学の学費は留学生でも安い。 若者を育てるために宿泊させるユースホステルや農業体験を経験させるウ―フWWOOFの発祥の地。ベルリンの壁の崩壊やアウシュビッツなど現在のドイツを形成する上で大きな影響をもたらした歴史は必ず知っておこう。中世の歴史も知っておくとお城や音楽家の生家など感動する場面も多くなるだろう。地域によっては日本人が住まない方がよい治安の場所もあるので注意。 音楽、建築系で留学する人も多いが留学前の語学学校に通うためにドイツワーキングホリデービザを使う人もいる。有名なロマンティック街道や10月のビール祭りオクトーバーフェスト、12月のクリスマス祭りが有名。発音はし易いが単語は多くてこずる
イギリス・YMS (※ワーキング・ホリデ―ではありません)
ここではYouth mobility scheme(略称:YMS)ビザを掲載しています。日本人向けのイギリスワーキングホリデーは2001年4月16日よりYESという呼称で実施されていましたが、2008年11月に廃止されました。現在、イギリスワーキングホリデーと日本で呼ばれているのは、就労ビザのユース・モビリティ・スキーム(YMS)ビザとなります。便宜上ワーキングホリデーと呼ばれているだけで内容は異なり、YMSはワーキングホリデーではなく就労ビザになります。ビザの目的がそもそも異なるので、イギリスは就労を目的として入国する必要があります。他の国のように観光の滞在費用を補う為の一時的な就労を許可されるワーキングホリデーとは全く逆で、YMSは就労を第一の目的としなければならず、就学と観光はしてもしなくてもかまいません。申請時に18歳以上30歳以下。渡英時に31歳可。YMSビザについては発給数に制限があり、発給数は1,000人です。受付順ではなく毎年1月に抽選で選ばれます(受付は毎年1月上旬に終了し、追加補充はありません)。2009年度から英国ビザ制度が変更され、ワーキングホリデーではないユース・モビリティ・スキームビザが、日本ではイギリスワーキングホリデーと呼ばれています。イギリス滞在許可は2年間になります。就労・就学の期間制限はなく、ビザの有効期限内であれば最長2年間の就労・就学が可能。ただし就労を第一の目的としなくてはいけません。就学だけや観光だけの滞在は出来ませんので注意が必要です。申請の大まかな流れですが、まずPBSと呼ばれるポイントシステム(日本人であることが30点、18歳以上30歳以下であることが10点、£1800の資本金があることが10点で合計50点を獲得し)、オンラインで申請します。申請後、東京か大阪の英国ビザセンターに出向き、申請料金を支払うとともに、生体認証情報の登録を行います。生体認証には10本の指の指紋の採取とデジタル写真撮影が行われます。ユース・モビリティ・スキーム(YMS)はワーキングホリデービザではなく、就労ビザとなります。
UK Border Agency Tier 5 (Youth mobility scheme
UK Border Agency 英国ビザセンター 駐日英国国境局
アイルランド・ワーキング・ホリデー
2007年1月1日より実施されています。18歳以上25歳以下(例外で30歳まで申請可)。ビザについては申請できる期間および発給数に制限があります。年齢制限は18歳から25歳までですが、アイルランド大使館が認めれば例外で30歳まで申請可。発給数は400人です。申請は時期を年2回設定しています。申請時期以外の申請書については、受理できません。(在日アイルランド大使館 ワーキングホリデー)
長い歴史を持つイギリス。毎年ビザはすぐに発給限度数に達っし2011年は2時間で発給限度数に達した。イングランド、北アイルランド、ウェールズ、スコットランドの連合王国からなりそれぞれに歴史と文化が違う。英語の発音で出身地がわかるほどだ。 アートやファッション、音楽、スポーツなどの文化的楽しみが多く、首都ロンドンは世界の金融の街としても有名。そのため物価はワーキングホリデー開催国の中でも最も高く、留学生の入国規制も設け、エリート教育の方針に政府も向かっている。文化の楽しみとして4月1日のエイプリルフールはテレビ会社や新聞会社が「ウソ」を報道したりする。サッカー、ラグビー、クリケットが国民スポーツ。日本人の多くはロンドンに滞在する。地下鉄が発達しているのでちょっと郊外でも通勤通学出来るだろう。イギリスに行きたい人は準備する費用は多く持って行かないとちょっと外食をすると芽目が飛び出るほど高く感じ、アルバイトが見つかるまでには持参したお金が底をついて帰国するイギリスワーキングホリデーもいる。スコットランドなど北部では牧草地帯が絵のようで美しくフィンランドにもフェリーで行くことも出来る。
デンマーク・ワーキング・ホリデー
2007年10月1日より実施されています。18歳以上30歳以下。ビザについては申請できる期間および発給数に制限がありません。申請は必要書類を東京のデンマーク大使館に持参します。遠方の方は管轄の領事館で本人確認後、申請書類を郵送できます。大使館の判断で面接が大使館で行われることもあります。(在日デンマーク大使館 ワーキングホリデー )
スカンジナビア半島、北欧諸国で南に位置するデンマーク。近年ではデザインの国として北欧家具や北欧雑貨が人気を集めている。デザインは街並みにも反映されており美しい自然と可愛い建物が並ぶ風景はおとぎの国のイメージだ。田舎の風景も田園に古城と風車が点在してまるでミニチュアを作ったようだ。一番高い標高でも173mしかなく国全体全体がなだらかで歩きやすい。そのためエコ先進国として普及している自転車も乗りやすくは本当に多く見かけるだろう。デンマークでの自転車の多くはペダルブレーキなのでハンドルにペダルが付いていない。日本人には慣れるまで注意が必要だ。国王制なので日本の天皇家と交流があり親日国家とも言える。童話アンデルセンとレゴ発祥地というのも納得だ。
台湾・ワーキング・ホリデー
2009年6月1日より実施されています。18歳以上30歳以下。ビザについては2,000人を受け入れることになっています。台湾へのワーキングホリデー査証の有効期限は1年(発行日より計算)としていますが、滞在期限は180日とし、滞在期限が切れる15日前から、居住地の内政部入出国移民署のサービスステーションに更新手続をすれば、最大180日の延長ができます。それ以後の更新または変更は不可となります。また、申請時の年齢が18歳以上30歳以下であることとなっており、他の国同様、被扶養者を同伴しないことになっていますが、被扶養者も同じ査証又は他の査証を取得した場合は同伴できるとしています。申請時に、履歴及び台湾における活動の概要の提出と滞在期間有効の海外旅行健康保険加入証明がいります。20万円以上の資金証明が必要で、それ以外に査証手数料として10,000円を支払うことになります。就労、就学は期間に制限なし。(台北駐日経済文化代表処(横浜分処)ワーキングホリデー)
沖縄から見えるほど近い台湾は熱帯、亜熱帯、温暖気候からなりその温暖な気候と大陸から離れている島なので台湾独特の動植物も多く、台湾でしか見られない動植物をみる事も台湾ワーキングホリデーの楽しみの一つだろう。グルメの街として日本のテレビでよく紹介されるように中国全域の料理を堪能でき、日本から進出したお店も多い。台北から高雄には新幹線が走っており台湾が親日家が多い象徴かもしれない。台北市内はMRT(電車)が整備されており移動には便利だ。 治安も良く、物価が安く、気候も暖かい上に親日家が多いので日本人旅行客は多い。親日家が多いのには歴史的背景がある。台湾人は日本のことをよく知っているが日本人は台湾のことをあまり知らないのが現状なのでこれから台湾ワーキングホリデーに行く人は台湾がどのように現在に至ったのか、なぜ日本人に好意を抱いてくれているのか歴史や政治からその成り立ちを知っておくべきだろう。台湾での中国語の勉強をすると日本でするよりも台湾の歴史や人、文化が学べて重ねて勉強になるだろう。お勧めだ。中国語のアクセントも比較的軽い発音の中国語なので日本人にとっては発音しやすい。近年では国を挙げてのIT国家が成功していたり中国へのビジネスの足掛かりとして日系企業が台湾企業と提携する例も多く、日本にとっては重要なパートナーとなって
香港・ワーキングホリデー
2010年1月1日より実施されています。18歳以上30歳以下。ビザについては250人を受け入れることになっています。香港へのワーキングホリデー査証の有効期限は1年で、更新または変更は不可となります。申請時の年齢が18歳以上30歳以下であることとなっており、他の国同様、被扶養者を同伴しないことになっています。 (香港政府一站通 ワーキングホリデー)
香港人が自分たちで言うようにうるさいくらい良くしゃべる。飲茶文化を発展させたように外食文化が発展しており、家で料理をしないという家庭で驚いてはいけないキッチンがない家もある。フリーポートとして日本企業も多く進出しておりそのビル群の夜景は100万ドルの夜景と呼ばれている。都市部の若者文化は日本と類似しておりウェスタナイズされている。マンゴーデザート店やドリアンが食べられるように熱帯地方の気候はトロピカルな食べ物が多く、ちょっと田舎方面に出向くとヤシの木やうっそうと茂った草木に都市部では感じられない香港が見える。大陸中国には電車を利用し陸路で行ける。税関もあるが毎日買い物や仕事で行き来する人もいるほど行き易い。発展し続ける香港と、今まさに建設ラッシュの中国を見比べるとそのギャップや貧困の差には感じることも多いだろう。観光都市、アジアの流通ハブとして経済が発展している姿は日本の未来形かもしれない。古くから中東やインドからの移民、イギリスの植民地時代と移民が多く、いろいろな人種がビジネスを通して英語を使っている。ビジネスでは英語は出来て当たり前で香港を楽しむためには広東語も勉強しよう。
ノルウェー・ワーキング・ホリデー
2013年2月1日より実施されています。18歳以上30歳以下。ノルウェーへのワーキングホリデー査証の有効期限は1年で、更新または変更は不可となります。申請は必要書類を東京のノルウェー大使館に申請書類を郵送します。申請時の年齢が18歳以上30歳以下であることとなっており、他の国同様、被扶養者を同伴しないことになっています。(在日ノルウェー大使館 ワーキングホリデー )
ワーク・ホリデービザの対象国は1か国
現在、ワーク・ホリデー対象の国は、シンガポールの1か国です。では、対象国についてご説明いたします。
シンガポール・ワーク・ホリデー(ワーキング・ホリデーではありません)
2007年12月1日より実施されています。17歳以上30歳以下。ビザについては日本や米国、オーストラリアなどの大学生・大卒者、計2,000人を受け入れることになっています。各国250名。申請はシンガポール人材開発省(MOM)指定のホームページから申込書(MS Word)をダウンロードして、パソコン上で記入しメールで送ります。シンガポールの場合、だれもが行ける「ワーキング・ホリデー(Working-Holiday)」ではなく、大学(在籍又は卒業)資格者のみが行ける「ワーク・ホリデー(Work-Holiday)」制度です。ワーキング・ホリデーとは趣旨が異りますのでご注意ください。日本人では、指定大学在籍または卒業した者でないと参加が認められません。(シンガポール人材開発省(MOM))
どれだけお金を準備すればいいの?
下の生活費の欄を12カ月でかけると、1年に大体どれくらいの費用が必要かを計ることができます。
目安としてご覧ください!