モスクワの見どころ

モスクワの見どころ

広大な国土をもつロシアにはたくさんの観光名所がありますが、モスクワに行ったら絶対に見逃せないのがクレムリンです。世界遺産にも登録されているモスクワのクレムリンには、敷地内にさまざまな建物や見所となるものがあり、全部じっくり見ていたら到底1日では足りません。そこで今回は、クレムリンに行ったら絶対に見ておきたい、魅力溢れる見所を厳選してご紹介します。ぜひクレムリン観光の前にチェックしておきましょう!

クレムリン (Kremlin) とは?

クレムリンとは、ロシア語で「城塞」という意味。ロシア各地にクレムリンは存在しますが、中でも最も壮大かつ有名なのが、今回ご紹介するモスクワのクレムリンです。 
モスクワのクレムリンは、ソビエト連邦時代にはソ連共産党の中枢が置かれ、現在もロシア連邦の大統領府や大統領官邸が置かれている、まさに政治の中心地でありながら、世界遺産にも登録され、多くの観光客が集まる、ロシアを代表する観光地でもあります。

城塞という名の通り、クレムリンは総延長約2.25kmの城壁に囲まれ、20の城門を備えた強固なつくり。敷地内には帝政時代の宮殿や聖堂などの建物が並び、その一部が観光客にも公開されています。ロシアらしい雰囲気の建物やスポットがたくさんあるので、どこから見学すれば迷ってしまうほどです。

クレムリンの見どころ
大砲の皇帝 (Emperor of cannon)

クレムリンの中にあり、軍事国家ロシアらしい見所のひとつが、「大砲の皇帝」です。もともと大砲の皇帝は、1586年にスパスカヤ塔の門を守るために作られました。今まで1度も砲弾を発射したことはなく、前に置かれた砲弾は300年後に飾りとして用意されたものではありますが、敵を脅す十分なインパクトがありますね。 
驚くべきはその大きさですが、口径890mm、重量40トンは当時世界最大。今見ても十分な迫力のある、ロシアらしいクレムリンの見所です。

ウスペンスキー聖堂 (Uspenskiy sobor)

金箔を貼ったドームが一際目立つウスベンスキー大聖堂は、クレムリンの中央に位置する、ロシアでも最も重要な聖堂です。14世紀にイワン1世が建てたウスペンスキー聖堂では、ロシア帝国の国教大聖堂として古くからさまざまな儀式が執り行われてきました。14世紀イヴァン・カリタ―の載冠式や、ロシア皇帝インベラーテルの載冠式など、ロシアの歴史の舞台にもたびたび登場します。

ウスペンスキー聖堂の魅力といえば、ロシア正教の教会らしい美しさ。特に聖堂を支える大きな4つの柱に描かれているイコンの美しさは、絶対に見ておきたいものです。歴史的・宗教的価値が高く、一歩中に入ると教会の厳かな雰囲気が感じられる、クレムリンの中でも特別なスポットです。

武器庫 アルジェイナラ・バラータ (Armory)

「武器庫」は、その名の通りかつて武器を作ったり保管したりしていた場所です。しかし、モスクワからサンクトペテルブルグに遷都が決まった際に武器はすべて持っていってしまったため、宝物殿として使われるようになりました。現在でもその宝物が観光客向けに展示されていて、宮廷衣装や超豪華なロマノフの馬車など、13~18世紀の金銀財宝を見ることができます。

どの宝物も豪華で、武器庫内はキラキラ輝いていますが、特に見ておきたいのが「インペリアルイースターエッグ」です。インペリアルイースターエッグは、ロマノフ家が宝石商に作らせた超豪華なイースターエッグで、現存するのは世界で50個。そのうちの10個がこちらの武器庫に展示されています。黄金や宝石がふんだんにちりばめられていて、そのあまりの豪華さに、現在では誰も作ることができないと言われているほどのインペリアルイースターエッグ。クレムリンにいったら絶対に見ておきたいお宝です!ちなみに武器庫の見学は、ガイドさん付がオススメ。丁寧に案内してくれるので、武器庫の宝物をより楽しむことができますよ♪

赤の広場 (Red Square)

モスクワのクレムリンを代表する見所といえば、赤の広場ですよね。モスクワ大公国やロシア帝国の国家行事が行われ、ロシア革命の舞台にもなり、ソ連時代にはテレビのニュースにもよく登場した、ロシアの歴史が動いてきた有名な広場です。 ソ連解体後の現在は、映画の撮影やロックコンサートが行われるなど、雰囲気もがらっと様変わりしていますが、ロシアの歴史に思いを馳せるにはぴったりの場所。クレムリンらしい写真が撮りたい方は、ぜひ足を運んでみてください。

いかがでしたでしょうか? 世界遺産・クレムリンには、一言では語りきれないほど見所がたくさん! ぜひ時間をかけてゆっくり観光してくださいね♪

モスクワ 観光ガイド

ロシア連邦の首都で、ヨーロッパで最も人口の多い都市であり、世界有数の世界都市である。 中央にあるクレムリンから同心円状に広がっている町であり、クレムリンからはすべての方角に放射状に幹線道路が延びている。クレムリンの正面には赤の広場が広がり、広場周辺には「グム百貨店」や「聖ワシリイ大聖堂」「レーニン廟」がある。北部にはかつてKGBの本部の置かれていた「ルビャンカ」や、「ボリショイ劇場」などがあり、毎年多くの観光客が訪れている。なお、南西部にはモスクワ川に沿って「救世主ハリストス大聖堂」「トレチャコフ美術館」があることも有名。